おなか弱いひと専門 管理栄養士 友里です。
よく下痢をするあなたは、食品の表示をみることはあるだろうか。
最近よくみる「カロリーゼロ」「低カロリー」の表記。
それらに使われているのが「人工甘味料」。
砂糖の何倍もの甘味を感じられるのにカロリーがゼロ、または低いためダイエット志向の現代では食品に使用されることが多い。
その人口甘味料、ひとによってはおなかがゆるくなったり、下痢をする可能性もかんがえられる。
人口甘味料がおなかに与える影響
砂糖の場合、からだのなかにはいると消化され吸収される。
吸収されるため、甘いものをたべすぎるとエネルギーとして消費されない分は
脂肪として蓄えられる、というのをきいたことがあるひとも多いと思う。
しかし人口甘味料の場合、からだのなかにはいると消化されにくいため吸収もされにくい。
つまり、太ることを気にせずに甘いものをたべられるということ。
また、腸から水分などが吸収されにくくなり便に水分をたくさん含むことで下痢を起こす可能性がある。
人口甘味料は
・アスパルテーム(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物)
・サッカリン
・キシリトール
・ソルビトール
・パラチノース
・ステビア
など、ほかにもさまざまな種類のものがある。

人口甘味料は悪いもの?つかうメリットは?
ここまでみると、人口甘味料は悪いものと感じるが、つかうメリットはなんだろう?
カロリーが低いことで、太ることを気にせずに甘いものをたべられること。
(カロリーゼロや控えめのものを食べ続けて、脳が飢餓状態と判断し余計に炭水化物をとるように
指令をだすこともあるため必ずしも太らないとはいえないのだけど。)
ダイエットをしているひとは、カロリーゼロときけば手をのばしたくなる。
売れることがわかれば、生産する側もカロリーを控えたものをつくる。
カロリーを抑えることができるメリットはあるけど、場合によってはおなかに影響をあたえることもある。
メリット、デメリット両方を理解しておきたい。
まとめ
人工甘味料は必ずしも下痢の原因だとはいえないが、ひとつの可能性としてひとによっては下痢をひきおこすことも考えらえる。
ダイエット志向が強い現代。
カロリーゼロや低カロリーと表記されているものが多く出回っている。
いろんな食品に使用されているため、完全に口にしないことは難しいかもしれないが
食品の表示をじぶんで確認して、使用されているようであれば食べないようにすること。
あるいは、このくらいなら食べてもじぶんのおなかに影響がないという量を把握しておくことで、ある程度口にいれる量を
コントロールすることができる。
じぶんのからだに合わないことに気づいたら、なるべく口にしないことでじぶんのおなかをまもることも大切ではないでしょうか。
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