過敏性腸症候群のひとが陥りやすい感情に
『わたしのこと理解してくれるひとなんていない。』
『悩んでいるのはじぶんだけ』
というもの、孤独感がある。



過敏性腸症候群という名は知られてきたものの、まだまだその認知度は低い。
見た目には『普通』に生活しているため、毎日下痢・便秘・おならをすることを本人が悩んでいるなど、他人からは想像もつかないのだ。

そのため、おなかが痛たかったり、下痢をしてトイレにこもることで仕事に遅刻をする、人前でおならをしてしまうのではという恐怖から仕事に身が入らない、など日常生活に支障をきたす。

意を決して、相談したところで
『たかだかお腹弱いだけでしょ？』
『気持ちの問題でしょう？』
『下痢することなんて誰でもあるんだから甘えるな』
といわれ、理解されないことが多くさらに精神的に追い詰められることになる。

このことからも、話してもムダ、理解されない、悩んでいるのはじぶんだけ、という感情をいだく。

過敏性腸症候群のひとは
日本に１２００万人いるといわれているけど、じぶんの周りにいないことからも孤独を感じるケースが多い。


だからといって、おなかのことを誰にも相談せずに
誰も理解してくれない
話したって理解してもらえるはずがない
なんて思わないで。

その孤独はじぶんでつくりだしているからね。

そもそも、言葉にしなければ相手に伝わらないよ？？

わたし、いまこれで苦しいの！
どうしたらいいかわからないの！

と言葉で発しなきゃ、悩んでいることすら相手に伝わらない。
見た目には『普通』に生活しているのだから。

まずは、誰か信用できるひとに相談すること。
相談する相手は見極める必要もある。
すでにおなかのことで心が折れているのに、気持ちの問題でしょ？甘えるなよ、といわれたらさらに心が折れて立ち直れなくなるから。




では、理解されないひとに出会った場合どう考えたらいいか。

理解してもらえるはずがない、他人だもの。と思うこと。

なんて冷たいひと！って思ったかもしれない。
では、考えてみよう。

あなたは他人を理解できる？
他人が感じた感情をそのまま１００％あなたは理解できる？

できないよね。

いままで経験してきたことが違うし
経験が違えば、考え方もいだく感情も違う。

あなたの経験からいだく感情や考えはあなただけのもの。
他人はあなたじゃない。

嫌な思いをするだろうけど、そんなひとにならないってひとつ学べただけ儲けもの。

どんな言葉、しぐさ、雰囲気をだすとひとが嫌だと感じるのか、わかったでしょう？





とにかく、自分から一歩動かなきゃ現状は変わらない。
孤独から抜け出したい、症状から抜け出したいって思うなら
自分から、なりたい未来を決めて自分から動く。

これをしない限り、あなたは今の症状から抜け出せないよ。

わたしは、じぶんの未来はじぶんでつくる！と決めたから抜け出せただけ。目の前にあることを少しづつクリアしてきたから今がある。

あなたはどうしたい？

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