過敏性腸症候群であるお腹が弱いひとが、必ず考える
『〇〇したら、どうしよう…』
というマイナスの想像。
「電車に乗っている途中で、お腹がギュルっときたらどうしよう…」
「会議の途中でトイレに行きたくなったら、どうしよう…」
「打ち合わせの途中で、おならが出たらどうしよう…」
でもね、考えるだけムダだよ。
どうしよう…、って焦ったところでどうにもならないのだから。
だって、どんなにグルグル考えたって結局トイレに行かないと落ち着かないでしょ?(わたしはそうだった)
そうなってしまうかも、と思うと頭の中はそのことばかり気にして、それがからだにも精神にもストレスになってさらに症状を悪化させることになる。
どうしよう…って焦っている時、心臓はバクバクだよね。
呼吸も乱れてきて、冷や汗まで出てくる。
でもね、じぶんでその状態から抜け出せないじぶんを作っていることに気づいてる?
考えてる時点で、そうなることが決まってしまってるんだよね。
だって、そうなってるじぶんをイメージしてしまってるんだもの。そのイメージの中にいるじぶんになろうと、脳は思ってしまう。
だから、イメージするなら、どうしよう…に陥っているじぶんではなくて、おなかのことを気にしていない、イキイキしているじぶんをイメージすること。
思考を少しづつでも変えていかなきゃ、過敏性からは解放されないよ。
とはいってもわたしもね、過敏性だった思春期は毎日どうしようどうしよう…しか考えてなかったんだけど、その結果どうなったか。
症状は日に日に悪化していったよねー。
授業の前には必ずトイレに行かないと落ち着けなくなっていた。
実際は、トイレに行っても落ち着けないくらいに悪化していたのだけど。
余裕がなくなっているなと思った時は、お腹に手をあてて、ふーっと一呼吸おいてみる。お腹が温められて、気持ちに余裕ができるから。
もちろん、一度やっただけで落ち着けない。
そのくらい、過敏性から解放されるには大変なこと。
でも続ければ必ず落ち着けるようになる。
その呼吸の仕方も大切。
腹式呼吸をすることは、過敏性腸症候群の面からみても効果的。
胸式呼吸は、心臓や腸をコントロールする一部神経システムを刺激する呼吸法。
腹式呼吸をするだけで、脳とからだのバランスがリセットされ、心配ごとや不安を減らす心理的効果もある。
胸とお腹にそれぞれ手をあてて息を吸ったとき、胸にあてた手がうごくひとは胸式呼吸になっているから、腹式呼吸を練習してみると気分が落ち込む、イライラするなんて気持ちの面でもいまより前向きにかわるよ。
これも最初はキツイ。
息を吸っておなかが膨らむってことは、腸に刺激がいって余計に症状がひどくなるんじゃないかって恐怖心があったから。
結局ここでも、どうしよう…の思考になってしまってたの。
常にそういう思考になるから、普段の生活も人間関係もうまくいかなくなるのは目にみえている。
まずは、呼吸を整えて
『〇〇したら、どうしよう…』
を考えるクセをやめること。
まずはそこから、はじめよう。
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