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『薬膳は思いやりごはん』から身近なものに

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あなたは『薬膳』ときいてどんなごはんをイメージする?

なんか漢方っぽい、なんか苦そう、薬っぽい、難しそうな食事、とイメージするひとが多いのかな?

今日は薬膳の勉強をしに友人のセミナーに参加してきた。

管理栄養士の資格と合わせて薬膳の知識を学びたかったわたしは、この機会を待ち望んでいたの。
薬膳の勉強をするため、月に一度岩手から神戸に向かい勉強をしている彼女。近場でも薬膳の勉強はできたけど、この先生に学びたい!と思い神戸に通うことを決めたこと、薬膳を学ぼうと決めたキッカケや体感している話を聞いたとき、薬膳に対する熱意と本気さが伝わってきて、薬膳は彼女から学びたいと思っていたから。


冒頭のような薬膳に対するイメージはなかったものの、難しい理論で机に向かって勉強を深めないと、理解できない世界なんだろうなぁ、と思っていた。

でも、彼女のこの言葉に一瞬でその考えはなくなった。

『薬膳は自分や相手を思いやってつくる思いやりご飯』

もちろん理論はあるものの、薬膳がグッと身近なものに感じられたの。

寒いときにはからだを温めるものを食べようとか、風邪をひいたら生姜湯を飲もうと思うひと多いと思うけど、これも薬膳の考え方からきているものなんだって。

ね?薬膳って難しいものじゃなくて、普段の生活のなかに溶け込んでいるものなんだなって感じた。

それがどうして、思いやりご飯につながるかというと
食材の効能を知っていても、いまのじぶんに合っていなければ食材のパワーが半減してしまう、いまのじぶんの身体の声と食材の持つパワーをマッチングさせてあげることが大切であり、そのためには普段からじぶんの心や身体に耳を傾けていることも大切である、と彼女は考えているから。


花とコーヒー

カロリーなどの栄養計算をして、病院などの施設で食事を提供してきたけど、わたしはこの相手のことを想う『思いやり』の気持ちを常にもっていままで仕事をしてきただろうか、と考えさせられた。

病院などの施設では、決められたカロリーや栄養価に合わせて献立を作成しなければならない。数字の世界でもある一面をもつ。
このとき、相手のことを考えての『プロの仕事』ではなく、日々の時間に追われる『業務』になっていなかっただろうか。

栄養指導をするにも、理論だけ並べて、相手のおかれている状況やきもちを置き去りにしてしまったことはなかっただろうか。


体質チェックをしたときには、わたしは気が滞っている気滞タイプだった。
そこで気づいた。
いつも疲れていたり、体が重いなぁと感じたときは、必ずオレンジジュースやグレープフルーツが欲しくなっていた。オレンジジュースには気の巡りをよくする作用があるみたいで、「いま気が滞っているよ」とからだが教えてくれていたんだね。疲れているとき欲しくなるものという意識から、気が滞っているからからだが欲しているもの、とまたひとつじぶんのからだのことを知ることができた。


今回は単発でのセミナーだったけど、今後また彼女がこういう機会を設けたときには足を運びたいなぁ。

いい笑顔でしょ(^^)
薬膳インストラクターの倉口ゆうみさん。
HP:http://yumi-kurara.link/wp/
笑顔の女性

薬膳に対する気持ちがにじみでてるよね。ひとつひとつの知識が、彼女だけの言葉となって発せられていたから、こころに響いてじぶんのいままでの仕事に対する姿勢まで考えさせられたなぁ。
貴重な時間をありがとう。
参加者には薬膳茶のプレゼントまで。その気遣いがとても嬉しかった。さっそく、薬膳とりいれたよ。

薬膳茶

アールグレイの紅茶にシナモンスティックとバラの花を入れるだけで薬膳になっちゃうんだからとてもカンタン♪
こんなに薬膳って身近なものだったんだね。



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