4月になりましたね。
きのうは、エイプリルフール。
おなかがぐるぐる、ガスがぼこぼこするじぶんのからだがウソだったら…と思ったひともいるかな?
おなか弱いひと専門 管理栄養士 友里です。
きょうは、おなかのこととはあまり関係ないのだけど、桜が咲くまでの戦いがつづくスギ花粉を緩和するたべもの2つを実践してみてどうだったか書いていこうと思う。
スギ花粉のアレルギーで2〜4月は憂鬱な季節。スギ花粉症のわたしはマスクと保湿ティッシュは必須!!保湿ティッシュを開発したひとホントに天才だ。いくつか種類があるなかで、わたしのお気に入りは
『エリエールの贅沢保湿』
ふわふわなやわらかさと、しっとり感が絶妙ですき。箱の青いいろもだいすきな色合いで、ゆううつな気分もすこしはあがる(^^)
日常をつづっているinstagramより。
今回わたしが試したたべもの2つは
・森永乳業 ビヒダス ヨーグルト
・甜茶
おなかの調子を整えることもアレルギーには効果を発揮する。いつも食べているヨーグルトを、アレルギーが得意分野のビフィズス菌がはいっているビヒダスにかえて食べること、毎日甜茶を飲むことをしてみた。
ただでさえ鼻水たれながし、頭がぼーっとしてイライラマックス。
そこに親知らずが腫れあがって顔面のコンディションは最悪。
(あ、顔面のコンディションってことば、仲間うちでおもしろいって言ってもらえてちょっと気にいって使っているw)
花粉症のあなたならわかるはず。
めんたまを取り外して洗いたい!!
そのくらい苦痛で、こんなときくらい好きなものを食べたいから食事内容は変えない派。好きなものを食べたいから、普段の食事にプラスできるヨーグルト、甜茶を選んだ。メディアでは「れんこんの輪切り(皮付き)3枚程度(れんこんポタージュなど)を毎日、最低でも2週間は食べ続けることで効果を発揮する」のがいいと話題になったけど、わたしはその選択はしなかった。
なぜか?
まいにち続ける「習慣」としてわたしにはできないと思ったから。
れんこんは嫌いじゃないけど、毎日れんこんをたべるか、ヨーグルトを食べるかどっち?
っていわれたらヨーグルトだなぁって、わたしには合わない方法だと思って、選択しなかった。
そのときどきに、じぶんが続けてできることをするのがわたしの考え。
れんこんを食べ続けるなら、ヨーグルトを食べるほうがわたしにとっては苦痛ではなかったなぁ。
アレルギーに効果を発揮するヨーグルト 森永乳業 ビヒダス
アレルギーに効果を発揮する、ヒト由来のビフィズス菌BB536配合のヨーグルト。
花粉症は、からだのなかの細胞が花粉を「敵」だとみなしてしまうことでおこる。
敵かどうか判断する細胞が腸内におおくいて、腸内フローラを改善して腸内細菌のバランスを整えることが、
この細胞の正常なはたらきを促して、花粉症の予防や改善が期待できると考えられている。
だから、おなかの調子を整えることもアレルギーに対して必要なこと。
いつも食べているヨーグルトを、アレルギーが得意分野のビフィズス菌がはいっているビヒダスにかえて食べてみた。
1日100g程にはちみつをいれて、夕食後に食べる。
はちみつが、おなかの菌たちのエサになってより活動してくれるから。
にんげんもごはんがないと力がでないでしょう?
朝食べたほうがいい、夜食べたほうがいい、というはなしもあるけど
食事のあとにたべるのであれば、いつ食べてもいいとおもう。
食べたくないのに、からだをおもって無理して朝たべるとか夜たべるとかストレスになるだけ。
また、ヨーグルトは食品だから即効性はない。
花粉シーズンの2〜3か月前から食べ始めることもポイント。
甜茶
バラ科のお茶。甘い風味が苦手で原液では飲めなかったから、お湯450ml+甜茶原液50ml=500mlにうすめて飲んでいた。
マイボトルが500mlのものを使っているからこの割合w。この割合だと苦痛なくまいにち飲めた。
原液だとまいにち50ml飲み続けたことになるね。
花粉症などのアレルギーによいと言われているけど、国立健康・栄養研究所によると
「ヒトにおける有効性・安全性については、調べた文献の中に信頼できる十分なデータが見当たらない。」とされている。
【参考文献:国立健康・栄養研究所】
http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail82lite.html
飲み続けてみた個人的な感想は、わたしのからだには効果があった。
甜茶を飲まない去年は、2月中旬から鼻炎薬がないと絶対にムリだったのが
今年は、マスクさえしていれば鼻水はでるものの3月中旬までは鼻炎薬がなくても過ごせた。
花粉の飛散状況によっても違うだろうと、飛散状況を調べた。
【参考文献:日本気象協会 2017年春 前年比スギ花粉飛散状況】
https://tenki.jp/pollen/expectation/
東北は前年より少ないのかぁ…。飛散状況が少ないなら確実に比較できないね。
ただ、ヨーグルトも食べていたものの、去年飲んでいないときと比べると全然症状のあらわれ方が違うから、うすめて飲んでも甜茶の効果は個人的にはあったとおもうなぁ。
鼻炎薬と甜茶を一緒にとると、アレルギー抑制作用が過度にはたらいて、めまいや手足のしびれなどの症状がでることもあるようだから注意。
→【参考文献:http://mbp-kobe.com/kenkouya/column/54881/】
ヨーグルトと甜茶、どちらも並行して食べていたからどちらがよいとはいえないけど、甜茶は効果があった。
去年もヨーグルトをたべて腸内フローラを意識していたけど、2月中旬には鼻炎薬をのまないと過ごせなかったから。
(花粉症の症状の軽い・重いの程度としては、ヨーグルトをたべることで、たべないときより軽く抑えることができているため一定の効果はある。)
一番効果があるのは、根本的な花粉症治療を耳鼻科ですることだろうけどコストもかかるし、たべもので症状がすこし軽くなるならその方がいいなって、わたしは考えている。
毎年スギ花粉に悩むあなた、来年挑戦してみては?
参考までに・・・れんこんが花粉症に効果を発揮する理由
れんこんに含まれる、タンニン、ムチン、食物繊維のはたらきによるもの。【タンニン】
タンニンはポリフェノールのなかまで、花粉症をひきおこす原因になるものを抑えるはたらきがある。このタンニンは皮のちかくに含まれているから皮ごと食べるのがいい。また、からだを老化させにくい効果、がん予防効果も期待できる。
れんこん以外にもタンニンを含むたべものは、紅茶や緑茶、ワインなど。
※過剰摂取することで腸が刺激されて便秘になるひともいるため注意
【ムチン】
ムチンが粘膜を保護する作用をもっている。花粉が鼻や目の粘膜にくっついて炎症をおこすから、その粘膜をまもることで花粉症の症状を緩和する考えかた。その考えかただと、スギ花粉の時期に流行るインフルエンザのウイルスがからだに入るのを防ぐことも期待できるね。
レンコン以外にもムチンを含むたべものは、おくらやながいもなど。ヌルヌル、ネバネバしたものがムチン。
【食物繊維】
食物繊維が腸内フローラを改善(お通じを促すことで)して、花粉症を緩和するはたらきがある。花粉症は、からだのなかで花粉を敵だとみなしてしまうことでおこる。敵かどうか判断する細胞が腸内におおくいて、腸内フローラを改善して腸内細菌のバランスを整えることが、この細胞の正常なはたらきを促して、花粉症の予防や改善が期待できると考えられている。
れんこん以外にも食物繊維を含むたべものは、納豆やゴボウ、アボカドなど。
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